さいじょーさんの「好きな元素はタングステン」

これは文句やない。世直しや。

地域性の最大級。いや、最小級?

こんにちは、さいじょーです。

 

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突然ですが、チーム分けをします!

グーとパーで、2チームに分かれましょう!!

 

はい、せーのっ!!

 

 

 

…こんなとき、皆さんの地域では、どんな掛け声を使いますか?

 

僕の住んでる地域ではこうでした。

 

 

「ぐーっぱで、ぐっぱっぱっ!!」

 

 

どうですか?聞き慣れないでしょう?

それもそのはず。

中学に入ったときに気づいたのですが、この掛け声は僕が通っていた小学校でしか使われていなかったのです。

 

僕の通った中学校では3つの小学校の生徒が集うのですが、

ほんの1㎞ほど離れた隣の小学校で、すでに掛け声が違う。

 

高校に入ればなおのこと、2つも3つも市をまたぐもんだからそれはそれは多種多様な「ぐっぱ」が入り乱れていました。

 

 

誰がどの「ぐっぱ」を発したところで、発信者以外、全員が聞き慣れていない。

しかも、それが発覚するまでは自分の「ぐっぱ」がある程度、共通で使われていると各自が本気で思っているのです。

 

自分なりの「ぐっぱ」が来ると思いきや、突然「ぐっぱっぱ!」なんて言われるもんだから、

必然的にチーム分けの中断及び、ディスり合いが始まる。笑

 

 

「え?「ぐっぱっぱ」って言わん?」

 

「うちの地元だけ?」

 

「お前のとこは?」

 

「ぐ~ぅ~と~ぉ、ぱっ!」

 

「語呂悪ぅっ!」

 

「ぐーっぱで、どすこんべ!」

 

「ぐーっぱで、いんじゃんけ!」

 

「なんやそれ!田舎丸出しやん!」

 

「いや、神戸市や!」

 

「神戸市っつってもお前、西区やろがいっ!笑」

 

 

とまぁ、関西弁丸出しですが。笑

こんなやり取り、1度はしなかったですか?

 

 

 

一通り、そのやり取りを終え、ほとぼりが冷めたころに現れる、

 

「ぐーっぱで、分かれましょっ!」

 

…僕はこれを逃がさない。

さんざん「ぐっぱっぱ」をバカにしやがって、

このタイミングで一番当たり障りのなく、使用人口の多そうな「分かれましょ」が出てくるか?そんなわけない!

 

 

「ちょっと待て。ほんまに昔から「分かれましょ」使ってたか?」

 

 

 

 

 

…ほら見ろ。案の定、「分かれましょ」で安定を求めた奴やないか。

 

つまり、「ぐっぱ」の掛け声は、日本で一番、狭い範囲で地域性が出る方言ではないのでしょうか。

 

いや、別にいい。別にいいんです。掛け声なんて、別になんでもいいんです。

チーム分けをすることが大事なんだから。

他人の掛け声をディスらなけりゃ解決なんです。

 

とは言っても、聞き慣れない「どすこんべ」でチーム分けをすることに抵抗が無いと言い切れないのもまた事実。。。

 

そうなれば誰が先陣を切って「ぐっぱ」の掛け声を発するのか、心理戦が始まる。

「ぐっぱをしよう」と誰が言い始めるのか。

 

 

そもそも「ぐっぱ」を避ける方法に出ることもありました。

 

 

 

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「じゃあ「これ(↑)」で勝ったもん順で分かれていこーぜ!」

 

「OK!じゃあいくで!いっせーのーせっ!4!!」

 

「…え?いっせーのー…、「せ」???」

 

「???」

 

「???」

 

 

 

 

ごきげんよう。笑