東海道新幹線のニュース
こんにちは、さいじょーです。
先日の東海道新幹線のニュース見ました?
「運転士不在で東海道新幹線3分間走行 トイレ我慢できず」
ってやつです。
どういうニュースかと言うと、
腹痛を起こした運転士がトイレに行くために、運転免許を持たない車掌を運転席に呼び、その間にトイレに行ったというもの。
この事案に対し、当事者の運転士の方は「こんなことで列車を止めるのは恥ずかしいと感じた」と話しているそうです。
そしてこれが実際にお客さんを乗せて走行中に起きたということで、国土交通省の省令に違反し、大問題となっているそうで、
このニュースを見て感じたのは、そんなことをやらかした運転士も、それに乗った車掌ももちろん悪いですが、
腹痛が原因で列車を止めることが恥ずかしいと思ってしまうような日本の文化もあまり良くないのかな、と。
いや、まずはそもそも、そんな事態もあろうかと運転士を2人態勢にしていないことも問題なんですが。
なによりほんの数分、列車を止めることが良しとされない世界がよくない。
別にいいやん。トイレくらい行かしてやろうよ。
それで数分遅れたから何?その数分で次の予定が台無しになることある?
そんなことあるんやったらもう1本前の便に乗れ。
日本の公共交通機関は、素晴らしいことなんですが世界に誇るほど定時運行が徹底されているおかげで
電車では2分の遅延ですらも電光掲示に表示される。5分になると遅延証明書が発行できるようになる。
その数分で文句を言うお客さんがいるからこそ、これほどまでに手厚い対処をしてくれているんでしょう。
何十分も遅れたらわかるよ。それなりの対応してほしいし、次の予定に影響が出るかもしれない。
でも、数分、数分よ?
「ごめんなさい、ちょっとおなか痛いんで3分ください!」
「おっけー。早よしてねー☆」
企業側も、お客側も、これくらいのノリで生きれないものでしょうか。
いやそれは日本という国の良き伝統であり文化じゃない?って思うところは
「アメリカではこうだ、ヨーロッパではこうだ」、とかき消されたりするのに
こういう悪い意味で日本人らしいところは変えないのね。海外の緩めの感情をある程度は取り入れてもいいと思うけどな~
停車駅ででも、ちょっと電車止めてサクッとトイレ行ける世の中なら起こりえないことが起こってるし、
「そう思われるかもしれない」と思う企業側も、「そう思われている」お客側も、そしてこんなことがニュースになってしまっていることも、
いろんなことが残念に感じた次第でございました。
なにはともあれ、お客さんを乗せて走行中とのことだったので、事故無くてよかったです。
JRさんも、就業ルールちゃんとしましょう。
世の中の人たちも、もうちょっと心にゆとり持ってみましょうよ。
ということで、本日はこの辺で。